みなさまには、日頃より京都府信用農業協同組合連合会(JAバンク京都信連)をお引き立ていただきまして、誠にありがとうございます。
当会は、1948年の設立以来、府内JAと一体となって、府内農業の発展を金融面から支援させていただくとともに、組合員・利用者のニーズに応え、地域社会の発展に役立つ金融機関を目指し、業務展開を図ってまいりました。
さて、2023年度のわが国の経済は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う行動制限等からの脱却により、経済活動正常化が進展しました。また、歴史的な円安進行も相まったインバウンド需要の高まりにより、訪日外国人消費は過去最高となりました。一方で、コストプッシュ型のインフレが進行し、一部企業では賃上げが見られたものの、国民生活を圧迫しました。
農業情勢につきましては、農業者の高齢化・人手不足が続く中、深刻な飼料・資材の高騰等により厳しい状況が続きました。
こうした中、当会はJAと一体となり農業者所得の向上、農産物販売促進等の一助となるよう「農業・農業者応援プラン」を展開しています。
2024年度は金融、農業を取り巻く環境は厳しい状況が続くと予想されますが、JAバンク京都が農業者・利用者から一層必要とされる存在となるため、役職員一丸となり、農業振興や地域の活性化に貢献する事業展開を取り進めます。
今後とも格別のご支援・ご愛顧を賜りますようよろしくお願い申しあげます。
2024年7月
京都府信用農業協同組合連合会
経営管理委員会会長 中 川 泰 宏
代表理事理事長 髙 見 裕 昭
中 川 泰 宏
髙 見 裕 昭